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設計

DESIGN

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頭の中で製品を組み立て、設計図に落とし込む仕事

私たち設計の仕事は、お客様から提供された「三面図」と呼ばれる2次元図面をもとに、製品をどのように製作するのかを考え、具体的な製作方法を設計することです。
専用のCADソフトを使って、三面図を三次元(3D化)に変換します。
ここから、製品をどのパーツに分けて、どの順番でパーツを曲げ、そしてどこを溶接するか、一つ一つの加工工程を考えながら、最適な加工方法を設計していきます。
これらを「図面を展開する」と言い、頭の中で製品をどう組み上げていくのかを想像しながら仕事を進めていきます。

Works

設計の仕事内容

  1. 01

    紙の平面図面をパソコンの設計ソフトへ複写する

    新規のご注文をいただくと、まずお客様から提供された三面図が設計に届きます。
    最初の仕事は、その紙の三面図に記載された形状や寸法をパソコンの設計ソフト(CAD)に正確に複写する「トレース作業」です。
    トレース作業を行うことで、自動で三次元化(3D化)させることができ、どこを曲げ、どこを溶接するのかを視覚的に設計することが可能になります。

  2. 02

    加工順序を考え、展開図を設計する

    トレース作業が終わると、次は「製品をどのように加工するか」を考えるステップに進みます。
    例えば、L字型のシンプルな形状は曲げ加工で対応できますが、サイコロ型や箱型の製品の製品では曲げ加工に加え、溶接が必要になります。
    ただし、溶接回数が多くなると金属の歪みが発生しやすくなるため、できるだけ曲げ加工で仕上げる工夫が重要です。
    設計ソフトの加工シミュレーション機能を活用したり、現場の職人や設計の先輩と相談したりしながら、最適な加工方法を考えることが設計職の面白いポイントでもあります。

Other Works

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