社員インタビュー

INTERVIEW

吉見鈑金との出会い

前職は製造業で、半導体に使われる部品の検査をしていました。3年間務めましたが、上司が情緒不安定で、急に怒られることや間違えた時に怒鳴られることが度々ありました。社長に相談しても改善されず、他の会社を探そうと決心しました。
そんな時、吉見鈑金のことをハローワークで知りました。ホームページがしっかりしていて、写真で見た工場も綺麗だったので、それまでの製造業のイメージとは違うと感じました。さらにホームページには「汚い工場を変えていこう」と書いてあり、その言葉に惹かれ、「おっ」と興味を持ちました。

会話の多い風通しの良い職場

フレンドリーな人ばかりで、とても明るい雰囲気です。話し合いをしながら、声をかけながら仕事を進めています。わからないことがあったらいつでも教えてもらえるし、いつでも聞ける雰囲気があります。
音楽が流れているので、物音や周りの空気に気を遣うことがありません。話しかけやすさにも繋がっていると思います。

初めての設計の仕事

製造職として採用されたのですが、入社後、第一製造部の設計に配属が決まりました。設計は経験者のみの採用が多いのですが、吉見では未経験でもOKでした。設計の仕事をするために、まず図面と製品を見ておいた方がいいと言われ、最初の3ヶ月は検査の仕事をしました。最初は図面を見ても、その製品の実物がどれなのかわからないくらいでした。特に、図面では実際の大きさの感覚が掴めず、周りの人たちに聞きながら棚を探しました(製品の場所や置き場所)。製品と図面を見比べて、どうやって作られているのかを勉強していきました。
設計はパソコンと紙(図面)で仕事を進めていくので、製品に触れることがあまりありません。最初に製品をたくさん見ることができたので、材質や曲げた時の特性などが想像できるようになりました。
設計を始めてからは、先輩が半年間マンツーマンで教えてくれました。CADソフトでは、画面にたくさんのボタンが並んでいます。どのボタンにどんな機能があるのか、端から端まで1つずつ丁寧に説明してくれました。見て覚えるのではなく、しっかり教えてくれるので、とても助かりました。

設計は難しいけれど、面白い

以前の会社では、同じものを作り続ける日々でしたが、今はお客様からいただいた図面を基にCADソフトでデータ化する業務を行っています。毎日異なる図面を扱い、板金加工の工程を考えながら設計を進めています。
板金加工では、平らな鉄板を曲げたり溶接したりして形を作るので、「どの手順で加工すれば形状が完成するのか」を常にイメージしながら作業します。特に難しかったのは、サイコロのような箱形状の設計です。六面展開で作ると最後に曲げることができなくなってしまうため、コの字2つに分けるのか、L字3つに分けるのか、試行錯誤を重ねました。
3Dでの組み立てを考えつつ、「この方法の方が効率的かな」「こちらの方が形状がきれいかな」と頭をフル回転させて作業に取り組んでいます。そんな毎日が新鮮で、設計の楽しさを感じています。

会社のビジョンを語る吉見社長

吉見社長はとても明るい人で、入社後も時々話しかけてくださいます。
「製造業のテーマパークを作りたい」という社長の言葉が特に印象に残っています。その夢や目標を語る姿に触れるたび、本当に実現するのではないかと感じています。私も、近未来的な会議室でみんなが設計を投影しながら話し合える光景を想像すると、とても面白いと思うんです。
社長と話していると、モノづくりが本当に好きなんだなと感じます。作りたいものがあれば、実際に作って製品にしてもいいと言われた時は驚きました。『技術の日』という特別な日には、私もたき火台を作りました。干支のデザインをCADで描き、それを実際に抜いて製品化。完成品を手にした時の感動は忘れられません。

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