社員インタビュー

INTERVIEW

転職の決め手は、吉見社長の熱い夢

私は19歳で上京し、飲食店や宅配業など、さまざまな業界で働いてきました。特にコロナ禍では宅配業の需要が急増し、多忙な日々を過ごしていましたが、子どもを授かり、地元・長野で子育てをしたいと思うようになり、転職を決意しました。
吉見鈑金の存在を知ったのは、転職サイトを通じてでした。多くの企業が似たような雰囲気の中、吉見鈑金はYouTubeを自社運営し、仕事内容や社員の姿を発信していました。それがとても新鮮で、興味を持ちました。
さらに、ほとんどの企業がオンライン面接を行う中、吉見鈑金だけは「会社に直接来てください」と言い、吉見社長と対面で面談する機会を与えてくれました。そこで生の言葉を聞けたことが、入社を決めた大きな理由の一つです。
「製造業のテーマパークをつくる」という会社のビジョンは、とても印象的でした。夢や目標を本気で語る経営者に出会うことは少なく、「この人と一緒に働きたい」と心から思いました。
また、社長の「鉄はなくならない、板金もなくならない」という言葉も響きました。コロナ禍で職を失う人を目の当たりにしてきた経験があったため、「社会に欠かせない仕事に携わろう」と決意したことも、入社の大きな理由です。

未知の製造業で、営業に挑戦

入社後、まずは製造業の営業に慣れるために、検査業務からスタートしました。半年ほど現場を回りながら製品の図面を見て、少しずつ製造プロセスを学んでいきました。
これまでBtoBの営業経験はありましたが、製造業の営業は全くの未経験。板厚や交差といった専門用語をはじめ、技術的な知識不足を痛感しました。製造業では、お客様から「これ作れる?」「この製品できる?」と直接質問を受けることが多く、その場での判断が求められます。最初は戸惑うことも多かったですが、知識を蓄えていくうちに、今ではスムーズに対応できるようになりました。
吉見鈑金の社員は、どの工程でも真剣に仕事に取り組んでいます。黙々と作業を進める姿に感化され、自然と自分自身も集中できる環境が整っています。また、話しかけやすい雰囲気があり、分からないことはすぐに相談できるので、一人で抱え込むことなく仕事を進められるのも心強いです。

1から形を作り上げ、世の中に提供する面白さ

現在は、展示会での新規営業を担当しています。展示会では、会社の紹介だけでなく、参加者の目的を伺いながら、具体的な提案へとつなげていきます。時には、お客様が自作した紙模型を持ち込み、それをもとに社内の設計担当と相談しながら製品化することもあります。
この仕事の面白さは、毎回異なる製品に対応できること。決まった商品を売るのではなく、1から形を作り上げ、それが実際に世の中へと送り出される点に、大きなやりがいを感じます。さらに、東京などの都市部と比べて価格競争力もあり、お客様にとって魅力的な提案ができていると実感しています。
時には困難なこともありますが、常に新しい挑戦があり、決して飽きることはありません。今後は、既存のお客様との密なコミュニケーションを通じて信頼関係をさらに強化し、納品の際に顔を合わせながら新たな提案を行うルート営業にも力を入れていきたいと考えています。

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